Bot (jp)

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Botはインターネット上またはブロックチェーン上で自動的にタスク(スクリプト)を走らせるアプリケーションまたはソフトウェアエージェントである。典型的なBotは単純かつ構造的なタスクを人の手によって行う場合より遥かに高頻度で繰り返すものである。Botの最大の用途はwebスパイダー(webクローラ)である。自動化したスクリプトは人がやるのよりも何倍もの速度でwebサービスから情報を読み込み、分析し、ファイル化する。インターネット上ではトラフィックの半分以上がBotによるものである。

Steemitにおいて最も一般的なBotはアップヴォートするものである。しかし、他にも有名なBotがプラットフォーム上で実行されており、例えば類似コンテンツを自動的に探して盗用の可能性を報告するのに役立つ@cheetahがある。Botは2016年7月4日に正式立ち上げ後、Steemian@marsresidentがプラットフォーム上で発見した7つのBotリストを公開して以来Steemエコシステムに存在している。

「Bot」と「スクリプト」にはわずかに違いがある。通常、スクリプトが特定の操作を行うために一回だけ実行するが、Botはイベントの発生を監視している。例えば、スクリプトが特定の投稿に投票して終了するのに対し、Botは新しい投稿を監視して投票することができる。この区別は、Botは一定の基準を探して長期間実行される可能性があるため重要である。

Botは単純にも複雑にもなる。単純なBotは非常に限定された条件でのみ動作する。例:「新しい投稿があった場合にアップヴォートする」。条件が増えると複雑さが増す。例:「新しい投稿があり、誰も投票していない場合だけアップヴォートする」。


Botの一覧

論争

Steem FOSSbot Voterの作者である@personzはBotは常に議論の余地があると心に留めている。「なぜソーシャルネットワークのようなネットワーク上には人しかいないように出来ないのか?社会はロボットではなく人によって出来ている」。彼は新規ユーザー、特に非技術的なバックグラウンドを持つユーザーはBotにより意欲をなくすと考えている。Botが巡回し投稿と投票を行うことについて疑わしい何かがあり、しかし話すことはできず、それは、……人間ではない。彼は2017年にこの問題についてSteemitに掲載された記事FebruaryMarchで議論した。

2017年1月、Thomas Te Aroha Kohi (@senseiteekay)は投稿の価値を操作しているとして、投票Botスクリプトを使用しているSteemvoterおよびStreemianを非難した。彼はその行為がまさにSteemホワイトペーパーの文言に反していると考えている。「各投稿が操作されている場合、“各投稿の主観的価値の公平な評価”をどのように維持すると考えているのか?」と問うた。Thomasはこの問題をSybil Attackと定義した。

リンク

関連項目

参照文献




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