メモ

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メモとは、一般に自身の記憶を補助するための、または同じオフィス・組織の他の人への伝言を書き留めた短い文のことである。

Steemプラットフォームにおいては、送金する際に添付できる短いメッセージを指す。メモにより、支払いの受取人は何のための支払いなのかを容易に判別することが可能である。 これはBitSharesから受け継がれたものであり、ビットコイン、ライトコイン、イーサリアムなどの他の主要仮想通貨にはない画期的な機能である。

ダイレクトメッセージ

Steemitには現在、TwitterやFacebookなどの他のソーシャルネットワークにあるようなダイレクトメッセージ機能は実装されていない。その代わりに、このメモを用いることができる。現在、0 STEEM/SBDの送金はできないため、少なくとも0.001 STEEM/SBDが必要である。これはおよそ0.1円である。相手から返信があった場合は費用は回収できる。

スパム

メモはしばしばスパムや詐欺に使用される。知らない相手から、“1SBD送れば2ドル分のupvoteをする”などの美味しい誘いがあっても相手にしてはいけない。resteemの対価としてSBDを要求する場合もある。フィッシングサイトへ誘導することもある。[1]

Steemian@netuosoは、毎日その日に送ったメモのバイト数上位25人を発表している。[2]ランキングに記載されているユーザーの多くは悪用とは関係ないが、メモスパマーの多くはここに含まれる。

典型的な使用例

  • 支払い理由の説明
  • 取引所口座への入金
  • ダイレクトメッセージの代用
  • アップヴォートBotへのvote依頼
  • スパム

暗号化メモ

メモはメモキーを用いて暗号化して送ることができる。暗号化されたメモは、受信者しか見ることはできないためプライベートメッセージとして機能する。

メモを暗号化するにはメモキー(またはオーナーキー/マスターパスワード)でログインし、メモの先頭に#記号を付けるだけでよい。[3]暗号化されたメモを読むにはメモキー(またはオーナーキー/マスターパスワード)でログインする必要がある。投稿キーやアクティブキーでログインした場合は読むことができない。その場合、Steemitではlogin to see memoと表示される。また、steemd.comではランダムな文字列で表示される。

暗号化されたメモはパスワードを変更すると読むことができなくなる。ハッキングされた場合に、流出しては困るような極めてプライベートな情報をやり取りした後は、パスワードを変えることで永久に消去することができる。

2017年9月19日、サードパーティウォレットのVesselが暗号化メモに対応した。[4]

Bittrexへの入金はメモを暗号化して自身のBittrexアドレスを隠すことが可能である。[4]

参照文献

  1. SCAM ALERT and WHITE HAT COUNTER-STRIKE @arcange著 2017年10月10日Steemitにて
  2. Top 25 Users That Sent Messages In Transfers Via Memos for 2017-10-11 @netuoso著、2017年10月11日Steemitにて
  3. How to encrypt a memo when transferring Steem @dantheman著、2016年5月10日Steemitにて
  4. 4.0 4.1 Vessel 0.0.7 - Account Creation + Encrypted Memos (Bittrex) @jesta著、2017年9月19日Steemitにて

リンク

関連項目

他言語版




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