STEEMクライアントの入手方法

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主なSteemクライアントの1つにSteemdがある。Witnessやシード、マイナーはこのクライアントを実行している。Steemit.comやBusy.orgのような他のクライアントは独立したクライアントではなく、Steemdに依存している。Steemdはオープンソースで、Githubで手に入れることができる: https://github.com/steemit/steem

いくつかのOS向けバイナリがあるが、クライアントをコンパイルする必要がある場合もある。

Steemデーモンを使わずにCLI Walletを実行する

Steemdを実行するリソースがない(または用意したくない)場合は、CLI Walletを任意の公開シードに対して実行すればよい。

   cli_wallet -s wss://this.piston.rocks

Windowsを使用している場合は、SSLエラーを回避するために、cacert.pemをダウンロードする必要がある: If you're on Windows, you may need to download cacert.pem to avoid SSL errors:

ダウンロードはここから : https://curl.haxx.se/ca/cacert.pem

cacertを同じディレクトリに置くと、以下のコマンドを実行できる:

   cli_wallet -a cacert.pem -s wss://this.piston.rocks

Windows

バイナリ

@bitcubeによって構築されたWindows用のバイナリ(コンパイル済みクライアント)がある。

最新のバイナリ(0.13.0)はここにある : https://steemit.com/steem/@bitcube/steem-windows-wallet-and-miner-v0-13-0

コンパイル方法

不明。

OSX

バイナリ

不明。

コンパイル方法

不明。

Ubuntu/Debian Linux

バイナリ

ビルド済みのDockerイメージが作成され、間もなく@someguy123によって公開される予定である。これはおそらく、すべてのLinux(また、OSXやWindows)プラットフォームで自己完結型として動作する。

まだビルド済みの.debパッケージはない。

コンパイル方法

この説明は、何も変更していないUbuntu 16.04でテストされている。古いバージョンや異なるDebian派生の場合は、パッケージ名を変更するか、手動でコンパイルする必要がある。

この説明の一部は https://steem.io/documentation/how-to-build/ からコピーして加筆したものであり、依存関係の欠落を含み、サブモジュールの初期化を修正している。

ステップ 1 - 依存関係の入手

   apt-get update
   apt-get install -y gcc-4.9 g++-4.9 cmake make libbz2-dev libdb++-dev libdb-dev
   apt-get install -y libssl-dev openssl libreadline-dev autoconf libtool git
   apt-get install -y autotools-dev build-essential g++ libbz2-dev libicu-dev python-dev wget doxygen python3 python3-dev

ステップ 2 - Boost 1.60のビルド

残念なことに、16.04でも利用できる最新のBoostは1.59であるため、BOOSTを手動でコンパイルする必要がある。

このプロセスはシステムのパワーによっては1時間以上かかる場合がある。

   export BOOST_ROOT=$HOME/opt/boost_1_60_0 && \
   wget -c 'http://sourceforge.net/projects/boost/files/boost/1.60.0/boost_1_60_0.tar.bz2/download'-O boost_1_60_0.tar.bz2
   tar xjf boost_1_60_0.tar.bz2
   cd boost_1_60_0/
   ./bootstrap.sh "--prefix=$BOOST_ROOT"
   ./b2 install

ステップ 3 - Steemdのビルド

   cd ~
   git clone https://github.com/steemit/steem.git
   cd steem
   git submodule update --init --recursive
   export BOOST_ROOT=$HOME/opt/boost_1_60_0
   cmake -DBOOST_ROOT="$BOOST_ROOT" -DCMAKE_BUILD_TYPE=Release .
   make && sudo make install

ステップ 4 - Steemの設定

まず、データファイルを格納するディレクトリにいることを確認する。Steemはwitness_node_data_dirというフォルダを現在のディレクトリに作成する。

データディレクトリにいることを確認したら、Steemを実行して設定ファイルを生成する:

   /usr/local/bin/steemd

Steemの起動後にCtrl+Cを押して、設定ファイルを生成する。

ここで、config.iniを開き、必要に応じて変更することができる。履歴プラグインのaccount_historyは使用しない場合は削除することが推奨される。

   vim witness_node_data_dir/config.ini # or nano, whatever your preferred text editor is

Steemデーモンが機能するには、config.iniにいくつかのシードノードを追加する必要があることに注意する。このwikiのオーナーが実行しているシードはseed.steem.network(steemit-seed.someguy123.comの別名)である。最新のSteemシードは http://status.steemnodes.com にある。

   seed-node = seed.steem.network:2001
   seed-node = seed.riversteem.com:2001
   seed-node = 52.74.152.79:2001

これが終わればsteemdを正しく起動することができる。(バックグラウンドにフォークしないため、screen/tmuxで実行する必要があるかもしれない):

   $ /usr/local/bin/steemd --rpc-endpoint --replay-blockchain

Steemデーモンの状態を確認するには、cli_walletを起動しinfoコマンドを実行する。

  $ /usr/local/bin/cli_wallet
  ---------------------
  >>> info
  {
       ...
       "head_block_num": 1234,
       "head_block_age": "19 weeks old",
       ...
  }

関連項目

他言語版




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